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海の時間

九頭竜伝説を追え!3・フシギ伝承の数々

さて、この黒龍大神信仰ですが、地元の信仰とも
結びつきを深めたようです。

福井県勝山市には、「平泉寺」という、日本三霊山の一つの白山、
すなわち白山信仰の一大宗教拠点となったお寺があります。

ところで皆さん、「東尋坊」を御存じでしょうか?
私が知っているのは、

☆「柱状節理」という珍しい奇岩群で、世界に3箇所しかない所
☆自殺の名所?!

という感じです。中でも一番有名なのは、

☆東尋坊という手もつけられぬ暴れ坊主がおり、
困り果てた人々が、隙をついて彼を突き落とした所

ということで、このお坊さん、平泉寺のお坊さんだったということです。
昔は、信仰や宗教という名のもとに、横暴な振る舞いも沢山あったんでしょうね…

やや脱線しましたが、黒龍大神信仰は、この白山信仰とも
結びつくのです。それは、継体天皇の死後300年以上経った後に、
こう伝えられました:

平泉寺の白山権現が、皆の前に現れて、自らの像を
川に浮かべました。すると、九つの頭を持った龍が現れ、
その像を抱えるようにして川を下り、黒龍大明神(高尾郷黒龍村)の対岸に
辿り着きました。
(参考サイトさん:街道の風景

これは、「越前国古今名跡考」というのに記されているお話だそうです。

こちらの伝承の方が新しい所を見ると、おそらくは、
継体天皇により広められた黒龍大明神信仰と、
地元の信仰の厚い白山とを結ぶことによって、
白山神社平泉寺の隆盛を確固たるものにする、
という思いもあったかもしれませんね。

でも、本当にフツーに九頭竜が現れたのかもしれないですし(笑)

その後、ぽつぽつと黒龍大神信仰はフシギな形で現れます。

☆933年、富裕層であった人の夢に、社殿を造り替えよとのお告げが現る。
この方には、数々の奇跡があったらしいです。
☆1338年、新田義貞が敵と闘っていた時、神社に火がついてしまいましたが、
この時神霊は白龍となって山上に飛びました。
以来、この地を「竜ヶ岡」というそうです。
(いずれもウィキ「九頭竜伝承」より)

こうやって集めてみると、黒龍伝説、
結構たくさんあって、ちょっとびっくりしました。
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by yuu-kakei2 | 2014-04-05 21:10 | 不思議話