2015年 03月 21日
沖縄の旅9:ぬちうなー
さて、翌日は朝から車を走らせ、
沖縄本島中部にある、うるま市の島々へと向かいます。
ガイドさんとの待ち合わせの場所は、海の駅あやはし館。
地元の方々の悲願でついに完成した、
本島と小さな島々をつなぐ4.7kmの海中道路の真ん中にあります。
こちらが、その海の駅から撮った風景です。
さて、最初に訪れたのは伊計島です。
こちらは美しいビーチがあることで有名だそうですね^^
この島の土地は平坦なため、水の管理が大変難しく、
今も農業用の水はどこからか運んでくるのだそうです。
ここには、縄文時代の「仲原(なかばる)遺跡」がありました。
縄文時代の遺跡は、私が生まれ育った町にもありまして、
なんだか懐かしく、楽しかったです。
それから、次に訪れたのは、お隣の宮城島です。
他の島々より標高差があるため、とても見晴らしの良い
高台があるのと、あちこちに新鮮な湧水があるのが特徴です。
こちらの湧水、「ヤンガー」は、神聖な水として
相当古くから人々の暮らしを支えてきました。
なめらかな水の温かさに触れ、島の恵みを
肌で感じた場所でした。
次に、高台へと向かいます。
ここには、「シヌグ堂バンタ」というところがあります。
町も他の島々もよく見えます。
バンタとは、断崖のことを指すそうで、
塩工場のある敷地内にも、「果報(かふう)バンタ」と呼ばれる場所がありました。
私が今回の旅で最も美しい眺めだと思った場所です。
さて、この「ぬちうなー」という塩工場、とても有名な「ぬちまーす」という塩を
作っている所です。「ぬち」は「命」、「うなー」というのは
ちょっと高級な庭、という意味だそうです。
ここ、工場見学だけでも思ったより面白いところなのですが、
敷地内に、ものすごいエネルギーを発する場所があるのだそうです。
先ほどの果報バンタにたどり着くまでの道途中、
こんな場所がありました。
「三天御座(みてぃんうざ)」と呼ばれる、比較的最近見つかった鍾乳洞です。
説明によりますと、天・地・海(龍宮神)の神様が集う場所で、
あらゆる場面で「要」となる人々に力を分けてくださるのだそう。
この小さな鍾乳洞を少し上がると、そこにも
拝み場所(御嶽)があります。
どうだったか?と言いますと。
やはり、温かいんですよね。こればっかりですが^^;
岩が生きてるっていうのが一番わかりやすい表現かなと…
工場見学&エネルギーのおすそ分け&絶景&塩のお土産と、
かなり満足度の高いおすすめの観光地です。
さて、その次は、お隣の浜比嘉島へ向かいます。
島へは橋でつながっているのですが、目前に
見えてくる島の姿、何だか違うなぁ…
ま、人も自然も、一つ一つ、すべて違うんですものね。
浜比嘉島で民家の通り道、家の角に下の写真の
ようなものを見つけました。
これは、「サングァー」と呼ばれている厄除けまたは御守りだそう。
ススキなどの植物を折って作ったものだそうです。
昼食は、「サントリーニ」でとりました。
見晴らしがよく、料理もとても美味しかったです。
昼食の間、雨が降り出しました。
ああ、雨降りだしちゃったなぁ…
でも、何だか、「ああそうか」位な感覚。
海に降り注ぐ柔らかな雨を眺めつつ、食事をしながら、
「なんだか、時間の流れが違うんですよね」とつぶやくと、
ガイドさん、そうなんですよ、と真顔で仰いました。
つまり、本当に違うんです。
地球上のどこへ行っても「時間」は同じのはずなんですが、
もしかすると土地によって、その流れ方が
違う所があるんではないか…
そう感じる、というレベルではない次元で。
本気でそんなことを考えたのは、この島に来て初めてでした。
私は、この浜比嘉島入りしてから少しずつ、
身体がものすごくぽかぽかして、
気持ちがゆったりとなっているのに気が付きました。
それは、翌日この島を去るまで続いた現象でした。
昼食を済ませると、いつの間にか雨は止んでいました。
そしてこの後、この不思議な浜比嘉島をゆっくりと巡りました。
沖縄本島中部にある、うるま市の島々へと向かいます。
ガイドさんとの待ち合わせの場所は、海の駅あやはし館。
地元の方々の悲願でついに完成した、
本島と小さな島々をつなぐ4.7kmの海中道路の真ん中にあります。
こちらが、その海の駅から撮った風景です。
さて、最初に訪れたのは伊計島です。
こちらは美しいビーチがあることで有名だそうですね^^
この島の土地は平坦なため、水の管理が大変難しく、
今も農業用の水はどこからか運んでくるのだそうです。
ここには、縄文時代の「仲原(なかばる)遺跡」がありました。
縄文時代の遺跡は、私が生まれ育った町にもありまして、
なんだか懐かしく、楽しかったです。
それから、次に訪れたのは、お隣の宮城島です。
他の島々より標高差があるため、とても見晴らしの良い
高台があるのと、あちこちに新鮮な湧水があるのが特徴です。
こちらの湧水、「ヤンガー」は、神聖な水として
相当古くから人々の暮らしを支えてきました。
なめらかな水の温かさに触れ、島の恵みを
肌で感じた場所でした。
次に、高台へと向かいます。
ここには、「シヌグ堂バンタ」というところがあります。
町も他の島々もよく見えます。
バンタとは、断崖のことを指すそうで、
塩工場のある敷地内にも、「果報(かふう)バンタ」と呼ばれる場所がありました。
私が今回の旅で最も美しい眺めだと思った場所です。
さて、この「ぬちうなー」という塩工場、とても有名な「ぬちまーす」という塩を
作っている所です。「ぬち」は「命」、「うなー」というのは
ちょっと高級な庭、という意味だそうです。
ここ、工場見学だけでも思ったより面白いところなのですが、
敷地内に、ものすごいエネルギーを発する場所があるのだそうです。
先ほどの果報バンタにたどり着くまでの道途中、
こんな場所がありました。
「三天御座(みてぃんうざ)」と呼ばれる、比較的最近見つかった鍾乳洞です。
説明によりますと、天・地・海(龍宮神)の神様が集う場所で、
あらゆる場面で「要」となる人々に力を分けてくださるのだそう。
この小さな鍾乳洞を少し上がると、そこにも
拝み場所(御嶽)があります。
どうだったか?と言いますと。
やはり、温かいんですよね。こればっかりですが^^;
岩が生きてるっていうのが一番わかりやすい表現かなと…
工場見学&エネルギーのおすそ分け&絶景&塩のお土産と、
かなり満足度の高いおすすめの観光地です。
さて、その次は、お隣の浜比嘉島へ向かいます。
島へは橋でつながっているのですが、目前に
見えてくる島の姿、何だか違うなぁ…
ま、人も自然も、一つ一つ、すべて違うんですものね。
浜比嘉島で民家の通り道、家の角に下の写真の
ようなものを見つけました。
これは、「サングァー」と呼ばれている厄除けまたは御守りだそう。
ススキなどの植物を折って作ったものだそうです。
昼食は、「サントリーニ」でとりました。
見晴らしがよく、料理もとても美味しかったです。
昼食の間、雨が降り出しました。
ああ、雨降りだしちゃったなぁ…
でも、何だか、「ああそうか」位な感覚。
海に降り注ぐ柔らかな雨を眺めつつ、食事をしながら、
「なんだか、時間の流れが違うんですよね」とつぶやくと、
ガイドさん、そうなんですよ、と真顔で仰いました。
つまり、本当に違うんです。
地球上のどこへ行っても「時間」は同じのはずなんですが、
もしかすると土地によって、その流れ方が
違う所があるんではないか…
そう感じる、というレベルではない次元で。
本気でそんなことを考えたのは、この島に来て初めてでした。
私は、この浜比嘉島入りしてから少しずつ、
身体がものすごくぽかぽかして、
気持ちがゆったりとなっているのに気が付きました。
それは、翌日この島を去るまで続いた現象でした。
昼食を済ませると、いつの間にか雨は止んでいました。
そしてこの後、この不思議な浜比嘉島をゆっくりと巡りました。
by yuu-kakei2
| 2015-03-21 21:00
| 旅・国内