2015年 04月 26日
熊野三山への旅6:飛瀧神社
青岸渡寺を出てすぐの場所から見た那智の滝です。
あんな遠くにある滝、20分で着くのか?
と思いつつ、まずは三重塔へ。
こちらには、観音様がおられました。
塔には落下防止のため等による網が張ってあるのですが、
瀧の眺めのいいところでこの網がちゃんと除けてありました。
滝壺まで見えるのはここからだけ、ということで、まずは全景をパチリ☆
さて、滝に行くぞ~♪と歩き出すのですが…
えっと、なんか、急な坂だな…
というかこれ、気付いたら、熊野古道ではないか??
私は車道を歩いていけばいいと思っていたのですが、
気が付いたら、鎌倉時代に創設されたという古道を歩いていました。
結構、急な坂ですが…
なんて、美しいのでしょう。
古道を歩くのは諸般の事情であきらめていたのですが、
ほんの少しでも歩けて良かったのかな、と思いました。
車で移動でしたら、ほんの1分ほどの距離です。
おそらく、徒歩で20分というのは間違いではないと思いますが、
足腰の具合の悪い方は、車、またはバスに乗られるのをおすすめします。
ほんの「少し」というには、ちょっと厳しいかなと感じました。
さて、どんどん下って、やっと着きました、飛瀧神社入口です。
またここからさらに、下る下る!どんどん、膝ががくがく言い出します。
いやー、想定外の歩行となりました。
そして、やっと着きました、那智の滝です^^
もう少し近くに行かれるところ、赤い塀の部分まで進んでいきます。
ここで、「延命の水」をいただきました。
まろやかな水。優しい水と思いました。
飛瀧神社では、この水をお守りとして求めることができます。
海外からの観光客もとても多いのですが、写真を撮っている人が楽しそうに笑い、
私に分からない言葉で話すともなしに話してきます。
思わず私も笑いかけ、「どちらからいらしたのですか?」と聞いてみました。
「香港です」
「香港ですか^^友人が住んでいて、訪問したことがあります。とてもいい所ですよね」
「私たちも日本が大好きでやってきました」
「それはそれは、ありがとうございます」
「どうぞ良い旅を」
「あなた方も」
楽しい会話が交わせて嬉しかったです。
さて、こちらが、見晴らし台からの滝の姿です。
とても温かい…水なのに、不思議。
大きな滝の、優しい飛沫。
柔らかな風と飛沫に包まれて、幸せいっぱいの気分に包まれて。
ここまで来れて、本当に良かったです。
ありがとうございます。
心から祈り、まだまだそこにじっとしていたい気分だったけれど…
帰らねば。
先ほど下ってきた階段を、のろのろと登り始めます。
背後から、とても軽い足取りで登ってくる足音が聞こえましたので、脇によけると…
先ほど、那智大社で神事を執り行ってくださった神官さんでした。
「先ほどはようこそお参りくださいました」
とお声掛けくださいました。
私はとっさに言葉が出ず、ただにっこりと笑うしかできませんでしたが、
神官の方はまるで風のように爽やかに軽やかに、
あっという間に階段を駆け抜けていきました。
こちらの方たちは、こんな階段など何でもないのですね。
その後、帰りのバスにも無事に乗り、予定していた時間の電車に乗り込みました。
ああ、本当に最後までありがたかったな…。
こうして、熊野三山への旅が幕を閉じました。
思ったよりもずっとずっと、素敵だった熊野三山。
偉大な神様をとても近くに感じることのできる、とても素晴らしい旅となりました。
またご縁があったなら行ってみたいものです☆
あんな遠くにある滝、20分で着くのか?
と思いつつ、まずは三重塔へ。
こちらには、観音様がおられました。
塔には落下防止のため等による網が張ってあるのですが、
瀧の眺めのいいところでこの網がちゃんと除けてありました。
滝壺まで見えるのはここからだけ、ということで、まずは全景をパチリ☆
さて、滝に行くぞ~♪と歩き出すのですが…
えっと、なんか、急な坂だな…
というかこれ、気付いたら、熊野古道ではないか??
私は車道を歩いていけばいいと思っていたのですが、
気が付いたら、鎌倉時代に創設されたという古道を歩いていました。
結構、急な坂ですが…
なんて、美しいのでしょう。
古道を歩くのは諸般の事情であきらめていたのですが、
ほんの少しでも歩けて良かったのかな、と思いました。
車で移動でしたら、ほんの1分ほどの距離です。
おそらく、徒歩で20分というのは間違いではないと思いますが、
足腰の具合の悪い方は、車、またはバスに乗られるのをおすすめします。
ほんの「少し」というには、ちょっと厳しいかなと感じました。
さて、どんどん下って、やっと着きました、飛瀧神社入口です。
またここからさらに、下る下る!どんどん、膝ががくがく言い出します。
いやー、想定外の歩行となりました。
そして、やっと着きました、那智の滝です^^
もう少し近くに行かれるところ、赤い塀の部分まで進んでいきます。
ここで、「延命の水」をいただきました。
まろやかな水。優しい水と思いました。
飛瀧神社では、この水をお守りとして求めることができます。
海外からの観光客もとても多いのですが、写真を撮っている人が楽しそうに笑い、
私に分からない言葉で話すともなしに話してきます。
思わず私も笑いかけ、「どちらからいらしたのですか?」と聞いてみました。
「香港です」
「香港ですか^^友人が住んでいて、訪問したことがあります。とてもいい所ですよね」
「私たちも日本が大好きでやってきました」
「それはそれは、ありがとうございます」
「どうぞ良い旅を」
「あなた方も」
楽しい会話が交わせて嬉しかったです。
さて、こちらが、見晴らし台からの滝の姿です。
とても温かい…水なのに、不思議。
大きな滝の、優しい飛沫。
柔らかな風と飛沫に包まれて、幸せいっぱいの気分に包まれて。
ここまで来れて、本当に良かったです。
ありがとうございます。
心から祈り、まだまだそこにじっとしていたい気分だったけれど…
帰らねば。
先ほど下ってきた階段を、のろのろと登り始めます。
背後から、とても軽い足取りで登ってくる足音が聞こえましたので、脇によけると…
先ほど、那智大社で神事を執り行ってくださった神官さんでした。
「先ほどはようこそお参りくださいました」
とお声掛けくださいました。
私はとっさに言葉が出ず、ただにっこりと笑うしかできませんでしたが、
神官の方はまるで風のように爽やかに軽やかに、
あっという間に階段を駆け抜けていきました。
こちらの方たちは、こんな階段など何でもないのですね。
その後、帰りのバスにも無事に乗り、予定していた時間の電車に乗り込みました。
ああ、本当に最後までありがたかったな…。
こうして、熊野三山への旅が幕を閉じました。
思ったよりもずっとずっと、素敵だった熊野三山。
偉大な神様をとても近くに感じることのできる、とても素晴らしい旅となりました。
またご縁があったなら行ってみたいものです☆
by yuu-kakei2
| 2015-04-26 12:08
| 旅・国内