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海の時間

カテゴリ:旅・国内( 68 )

出雲大社の境内をぐるりと歩いていると、
東側の境内を通るとき、とても美しい水のせせらぎが聞こえてきます。

いつもいつも、この音は一体どこから来るのだろうと不思議に
思っていたのですが、今回初めて、その場所を訪れる機会を得られました。

出雲大社の「四の鳥居」、または「銅の鳥居」から東へ
逸れる道があります。そこを進み、境内を抜けます。
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すると、左手に「北島国造館」が見えてきます。
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この大門にも、大きなしめ縄が...
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標記によりますと、「嘉永元年(1848年)以来、出雲市灘分町、平田町の
龍神講社から奉納が続けられており、長さ5.5m、中央の太さは
約3メートルある」といいます。500kgあるのだそう。

ここをくぐりますと、本殿脇に、こんなに美しい庭園がありました。
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この滝は、「亀の尾の瀧」というのだそうです。注によりますと、
「水は能野(よしの)川上流から引かれている。
名称は明治の重臣東久世伯爵が御参拝の折に詠まれた歌
萬代を かけずくだけぬ いはがねを
つたいて落つる 亀の尾の瀧
に由来している。」とあります。

ところで、能野(吉野)川は、1600年代の出雲大社境内拡張に伴う
護岸工事がなされるまでは、よく氾濫したそうです。
この滝の水量は、人工的に調整されているとか。前日はかなりの雨でしたが、
なるほど、とても繊細で軽やかな音が響いていました。
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ここに祀られています神さまは、右のお社が天満宮で菅原道真公、
(菅原道真公は、天穂日命の御子孫とされています)
左のお社が天神社で、大国主命の国造りに参加したという、
とても有名な「少名毘古那神」様でした。
脇には、とても古くて大きな樹(神様)がおられます。
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そしてその左隣には、「御三社」と呼ばれる社が並んでいました。
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左から「稲荷社」宇迦之御霊神(稲の神様)
「天穂日命社」天穂日命(出雲国造のご祖神様)
「荒神社」三宝荒神(日本特有の仏神様)が祀られています。
こちらは少しだけ厳格な雰囲気でした。でも、北島国造館を
訪れるのなら、やはりきちんとご挨拶・お参りするのが良いのではと思います。

とってもとても寒い日でしたので、お散歩はここまでにしたかったのですが、
島根の名水百選に選ばれているという湧き水も触れてみたかったし、
訪れたことのない命主社にも行ってみたいな、とも思いました。

そこで、寒い中頑張ってお仕事している巫女さんの
「井戸はそれほど遠くないですよ」という言葉に後押しされ、
もう少し歩いてみることにしました☆
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by yuu-kakei2 | 2016-01-23 20:34 | 旅・国内

縁結び大祭の当日、物凄く冷えまして、凄い寒風の中、
出雲大社へ向かいました。

最初の祓社ですが、まずここからこの行列です!
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何とか日が差してくれました。まずはここでお祓いです。
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この後、はがきを持った人の列(ここでも列)に並び、中へと入りますが...
この、人の数!すごい混みようです。前回来た時、こんなに混んでたっけな!?
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神在祭の間は、神様がお集まりしているため、十九社も開いています。
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このテントの中に、約1時間ほど居たわけですが...ものすご~く、寒かったです!!
あんまり寒いと、その記憶が全てになってしまいますね^^;
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ちなみにその1時間の間、私たちには神職さんたちが何を行っているのか、
全く見えません。なぜなら、神殿の外の横側に椅子が並べてありまして、
要は建物に向かって座っているだけなのです。

ですから、「現在、○×をお供えしております」とメガホンで言ってくれますが、
風に声がかき消され、何を言っているのか、よく分かりませんでした。
終了後、お隣の女性とお話ししたら、やはり彼女も何を言っているのかよく
聞き取れなくて、とても寒くて云々と言っていました。

この後、日御碕神社へ訪れました。
寒風吹きすさぶ中、神様も何となくお留守なイメージ^^;

タイミングを逸しましたが、そうそう島根県へも行けませんので、
今では行っておいてよかったなと思っています☆
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by yuu-kakei2 | 2016-01-16 20:05 | 旅・国内

明けましておめでとうございます。
2016年もゆるゆるとよろしくお願いします☆

2016年の元旦は、北陸には珍しく快晴でした。
体調は風邪でかなり不調でしたが、いいことがありそうです☆

さて、2015年初冬、神在月の出雲大社へお参りしてきました。
ようやく時間が少しできてきましたので、
これからゆっくりアップしていきたいと思います☆

私の記憶では、家では祖母が出雲大社を崇敬しており、
その流れで我が家では時折出雲大社にお参りしています。

神社にはそれぞれに個性があると思うのですが、
私にとっての出雲大社は、とてもおおらかなお社、
というイメージがあります。

いつか、あれは夏だったと思うのですが、
何かのお祭りが本殿で執り行われるというとき、
警備員さんに「はいっていいよ」と手招きされ、
八足門の中に入れていただいたことがあります。
一般の人でも、タイミングがあえば参列することができました。
歴史も格式もある大社なのに、このおおらかさ。
それが出雲大社の懐の深さというか、特徴だよなぁと思います。

ともあれ、2015年は私的に神社巡りの年なので
(といいますか...多分ずっとこれ続きます。理由はまたいずれ)、
お伊勢さんか出雲さんに行きたいなあと思っていたところ。
2015年の神在祭は、日程を調整することができると分かりました。

そして、神在祭の頃は色々とお祭りがあるようで、HPで
「縁結大祭」というのがあることを知りました。
なにやら良いご縁を結ぶ祈願をして下るとのこと、
それはいいではないですか!よし、今年は久しぶりに
神在月の出雲さんへ行きましょう!と決めました♪

この「縁結大祭」は、事前申し込みするもののようです。
一カ月くらい前になると、HPで参加の申し込み方法が公開されました。
往復はがきで申し込む形で、しばらくすると返信が届きます。

なんだか切符を手にしたような気分で(笑)、いよいよ計画を練ります。

今回、今まで訪れたことのない佐太神社と日御碕神社にも
お参りしたいと考えました。
それにはレンタカーが良いだろうと思ったのですが、
検索すると、縁結大祭などが行われる日は、
道路も駐車場が大変込み合う、との情報がありました。

知らない道路でイライラするの、嫌だなぁ...
けれど待てよ、日本中の神々が出雲に集っているのなら、
佐太神社も日御碕神社もお参りできなかったとしても、
出雲大社にお参りできればそれでいいんじゃない?
と思った私は、やはりレンタカーは止め、バスなどで
出雲大社にお参りすればいいや、と考えなおしました。

そんなこんなで、2泊3日の旅が始まりました♪
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by yuu-kakei2 | 2016-01-09 17:05 | 旅・国内

品川の神社2:品川神社

さて、新馬場宿泊の翌朝、品川神社を訪問しました。
本当は、荏原神社を訪問したその足で行く予定でしたが、
意味不明に迷子になりました(笑)
商店街を歩いていたら、隣の駅まで歩いてしまったのです!
私はよくあちこちで迷子になるのですが、
ここでもやっちまった感満載でした(笑)

それはさておき、品川神社です。
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大変お天気が良かったので、スカッとしています。
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こちらは、拝殿横にある阿那稲荷神社さんの大木です。
熊野那智大社で見た樟にも似た印象を受け、
あまりに大きくて美しく、感動しました。

そうそう、こちらの阿那稲荷神社の方に御神水があるそうで、
どうやらこの神水が霊験あらたかなのだそうですよ。
特に商売をされている方にご利益があるとのことです。

それから、富士山にも登りました!
ありがたや~☆
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ここなら私でも登れる!ありがとう、神様!

末社として、浅間神社もありました。
私は一時、静岡にご縁を頂いたことがありまして、
何回か訪問・滞在したことがあります。その時の氏神様が
浅間神社で、元旦にお参りしたのも覚えています。
その後、中々静岡には行けませんが、
大変立派な神社だったのを記憶しています。

そして、一周すると、なんだか大きな蛙さんが。
愛嬌ある感じです。
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こちらの品川神社、お天気が良かったのも相まってか、
とても爽やかで明るいお社という印象でした。
また、狛犬が沢山いたのも印象的でした。

参拝する方も絶えることなく、鳥居脇の恵比寿様のような
お顔でお迎えしてくださってるのかもしれないなぁと思いました。
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by yuu-kakei2 | 2015-11-21 10:17 | 旅・国内

品川の神社1:荏原神社

ここ最近、横浜に出張の用事があるのですが、
中々宿が取れない時がありました。

そこで、京急一本で行ける品川周辺で宿を探したところ、
新馬場駅にある宿を何とか見つけることができました。

新馬場駅、どんな所なんでしょう...と見てみると、
品川神社がある所と知りました。

品川神社は、ずいぶん前にその存在を知り、
一度は行ってみたいなと思っていたところでした。

ところで、ホテルの近くには、荏原神社という神社が
あることに気が付きました。
目黒川を挟んで荏原神社は南品川、
品川神社は北品川をお守りしているそうです。
ということで、両方尋ねてみることにしました。

まずは、荏原神社です。
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境内は、川のほとりに静かに佇んでいました。

こちらの神社は、奈良の丹生川上神社の高龗神様を
勧請した、とあります。

高龗神様といえば、貴船神社のご祭神であり、
以前調べた地元の神社の神様でもあります。

また、京都八坂神社の牛頭天王も勧請したことから、
こちらの荏原神社を南の天王社、品川神社を北の天王社と称するそう。

かつて海だったこの地域で、牛頭天王の御神面が見つけ出されたそうです。
そこで、荏原神社で京都の祇園祭にならう神事を開始、周辺が神域とされたことが、
天王洲という地名の由来となったそうです。

写真にはあまり写ってないのですが、こちらの拝殿には、
見事な龍の木彫りが施してありました。
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お散歩中のご近所の方がお参りに来ていました。
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恵比寿様もおられました。

勝手な想像ですけれど、こちらの神社、物凄く強い
神様が鎮座されてるのでは...と思います。
ですので、単刀直入に、しっかりと分かりやすい
お願い事を持っている人の言葉に
耳を傾けてくれるのではないかな、と思いました。

また、この荏原神社は、HPに示してある通り、由緒正しき神社であり、
敬虔な気持ちで参拝すべきところ、という印象を受けました。

厳しくも、真剣な願いを持ってこられる方、そして氏子さんたちには、
かくも優しき神様が鎮座されているのではないだろうかと思いました。
私は、こちらの神様に参拝することができて本当に良かったな、と思っています^^
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by yuu-kakei2 | 2015-11-15 16:30 | 旅・国内

若狭の大きな神社をご紹介したいと思います。

若狭の一の宮は、若狭彦神社(上社)、若狭姫神社(下社)の二つを
指し
、奈良時代初期721年の創設とあります。

小浜市の国道27号線(京へ続くかつての鯖街道の一つ)から
一本入る県道35号線上には、多くの歴史深い神社仏閣が沢山並んでいます。

この35号線は、遠敷(おにゅう)川に沿うように作られています。

遠敷川というのは、お水送りの神事を行う中心地で、
「下根来(しもねごり)八幡宮」、「鵜の瀬」、「神宮寺」が立ち並びます。
そして、若狭彦神社、若狭姫神社もやはりこの遠敷川沿いの35号線上にあります。

遠敷は、かつて国府があった場所で、
朝鮮語「遠くにやる」という意味の語がなまった言葉です。

この地方を拓いた祖先が遠敷明神、すなわち若狭彦命とされていて、
下根来の白石という土地がその発祥といわれてます。
ですので、彦神社は最初、この地に714年に創られたそうです。
なお、根来(ねごり)も、朝鮮語の「汝の古里」がなまった言葉です。

この遠敷明神という神様こそが、お水送りの逸話の中心となる神様で、
この神様を祀るのが若狭彦神社ということになります。

では、若狭姫神社は?といいますと、ここで若狭彦命は
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と同一視され、
若狭姫神社は、お妃である豊玉姫命(とよたまひめみこと)を祀っています。

いわゆる竜宮伝説、記紀の「山幸彦と海幸彦」の神話
そのままに社が建てられたことになるわけですね。

簡単なあらすじ:
彦火火出見尊、すなわち山幸彦は、兄の海幸彦の釣り具で
釣りをしていました。その時、誤って針を失くしてしまったため、
海の神様のいる竜宮城を訪ねた所、豊玉姫(乙姫)と出会い、
めでたく結婚しました。

ちゃんと後日談がありまして、何年かの後、山幸彦は
兄の針が気になって、海の神様に相談すると、
その針が刺さっていた鯛が見つかりました。
そこで、山幸彦は、竜宮城から戻り、兄に針を返して、
豊玉姫と末永く幸せに暮らしました、ということです。

さて、前置きが長くなりましたが、
まずは若狭姫神社からお参りします。
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木々がとっても美しいです。
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最初の写真左手に見えます通り、お社の中には、
千年杉があります。それはそれはもう、大変大きな大樹です。
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境内の周辺には、大変美しい水が流れているのですが、
どうやら井戸水のようで、ご神水として分けられています

さて、若狭彦神社は、姫神社より車で1,2分ほどの場所にあります。
神宮寺や鵜の瀬などの根来方面、つまり山に近い方角です。
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こちらは、境内に入ると途端に背の高い木々に囲まれ、
よほどお天気の良い、それも昼辺りでないと日が当たらない感じの所です。
こちらの手水舎もどうやら湧き水のようです。
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いつ来ても、なぜか厳かな雰囲気が感じられます。
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さて、私が前回訪問したのは秋の連休中だったのですが、
それはたくさんの人でにぎわっていました。
それも、奈良や京都、三重など、遠路はるばる訪れた方たちのようでした。

境内には、以前にはなかった「パワースポット」という
看板が施されていました。
パワースポットという言葉から検索され、多くの方が
来られるようになったのかな?という感じでした。
賑やかなのはいいことですね^^

確かに、神社はパワースポットと称されるべき場所が沢山あると思います。
ただ、もしも若狭に訪問されるなら、お寺巡りもおすすめです。
国宝級の古い歴史を持つ秘仏が、ひっそりと守られ、
訪れる人々を温かく迎えてくれますから^^

さて、なぜこのタイミングでこの神社をご紹介したかと言いますと、
どうやら来週末の10日・11日と、お祭りがあるらしいのです。
遠敷祭り」というそうで、千年杉のライトアップなどが
されるとか。もし気が向いたら、是非若狭の秘仏巡りをなさってみてください♪
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by yuu-kakei2 | 2015-10-03 10:30 | 旅・国内

こちらは「羽賀寺(はがじ)」、高野山真言宗のお寺です。
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奈良時代の716年、この場所に鳳凰が舞い降り、2枚の羽根を残して行きました。
それを吉兆とし、当時の天皇、元正(げんしょう)天皇の勅命により、
朝廷の勅願寺として創建された、ということです。

駐車場から御堂まで、緩やかな坂、そして急峻な階段が続きますが、
写真の通り、両脇は背の高い巨木に囲まれています。
できれば、お天気の良い日を選んで行かれるといいですね。

このお寺は、山が少し切り開かれた場所に鎮座しています。
こうした空間というのは、天に通じやすい雰囲気といいますか、
それこそ鳳凰が飛来したという伝説がいかにも信じられる場所でした。

そして、ここに御本尊としておさめられていますのが、
「十一面観世音菩薩」像、国の指定重要文化財です。
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こちらの観音様、角度によって表情がかなり違いまして、
実物は、もっと人間的で、女性的で、とても優しく微笑みかけるお姿でした。

右手が長いのは、より多くの人を救わんとする
観音様の御心の表れだそうです。

この仏像は、元正天皇の姿をかたどったもの…と聞いた時、
え?と思いました。
そうなのです、元正天皇は、女性だったのです。
昔は結構女帝がいたのですよね。

こちらのお寺、とても静かで、大変趣がありました。
お話によりますと、女性一人で来られる方が増えているそうです。
どこかから噂を伝え聞き、東京からはるばるやってきたり、
1時間以上、一人で静かに眺めていたりと…
そういう静寂の時を過ごすのに、とてもいい場所と思いました。

そうそう、これは一つの特長といえると思うのですが、
若狭のお寺は、重要文化財級の仏像をとても近くに、
それも静かに拝見することができるという大変大きな魅力があります。
こちらのお寺は特に、説明を聞いた後は自由に過ごさせてくださいますので、
心行くまで観音様とお話しをすることができます。
観音様の慈悲を、とても身近に感じることのできる、
誰にとっても「私と観音様」の関係を作りやすい、
とても素敵なお寺だと思います。

ここで、私たち家族が訪れた時のエピソードをいくつかご紹介します。
秋の爽やかな日に思い立って訪れた時、
なんと、父の学生時代のゼミ仲間と境内でばったり会ったのです。
彼は現在滋賀県に住んでおり、近いと言えば近いのですが、
会おうと計画していたわけでも何でもありません。
観音様が嬉しいサプライズをご用意くださったようで、とっても嬉しいひと時でした。

また、別の時は、階段をようやく上がり、
いつもの通り、境内の左手にある鐘を付きました。
ところが、いつも開いている御堂の受付は閉じられていました。
残念ですが帰りましょうとしたところ、
お寺の方が鐘の音を聞いて駆け付けて下さり、
無事観音様を拝むことができました。

若狭のお寺巡り、まだまだ続きます☆
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by yuu-kakei2 | 2015-09-26 10:05 | 旅・国内

先日、若狭(わかさ)へ行ってきました。
若狭というのは、福井県の西側にある、小浜(おばま)市周辺を指します。

ちょっと補足しますと、福井県は、
敦賀(つるが)という町より北東の地域を「嶺北(れいほく)」、
南西側を「嶺南(れいなん)」と呼びます。
元来、嶺北は「越前国」、嶺南は「若狭国」であり、
長いこと別々の国として存在していました。
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(Google mapより)
実際、この両者の間には、かなりな山岳地帯がありまして、
この山越えは現在でも、電車・車共に結構大変な道となっています。
(たとえば冬の時期、関西や関東から電車で福井へと行きますと、
敦賀から長い長い北陸トンネルをくぐり、嶺北に入ると途端に雪が現れる…
というように、風景もがらりと変わります)

高速(北陸自動車道)も、敦賀から西には繋がっておらず、
福井県内とはいえ、若狭・小浜は、嶺北地域から相当時間のかかる場所でした。

それが2014年夏、敦賀~小浜間(舞鶴若狭自動車道)が繋がり、
アクセスがぐんと便利になったのです。
そこで、高速を使い、若狭へ行く楽しみが増えました^^

ところで、この若狭周辺には、平安・鎌倉時代に築かれた寺院が多く残されています。
国宝級の仏像があちこちのお寺に保管されているそうです。

なぜそれだけの秘仏があちこちにあるのかといいますと、
若狭という場所の歴史の古さと、その立地条件によるものと思います。
若狭という地名の記述は日本書紀にも表れており、古代より大陸から
人や物が移動してくる入口の拠点、そして都への通り道となっていました。

「若狭」とは、朝鮮語のワカソ(意味:行き来)の当て字で、
「奈良」は、朝鮮語のナラ(意味:都)の当て字なのだといいます。

私は、東大寺のお水取りの「お水」を「送り出す」所は、
若狭の神宮寺だということを、北陸地方に越してくるまで全く
知りませんでした。

若狭では、「お水送り」というお祭りを盛大に行います。
この「お水送り」「お水取り」の由来については、
神宮寺のお話にて紹介したいと思います。

他に、不思議な伝説にも事欠きません。
人魚の肉を食べると、永遠の命が手に入る…そんなミステリアスな話を
どこかで聞いたことはありませんか?

若狭は、人魚の肉を食べ八百才まで生きたという
比丘尼(びくに)が生まれた場所でもあります。彼女が
終焉の地に選んだという洞穴が残っています。

人魚の肉と関係ないとは思いますが、
若狭は、古代より朝廷の食料を納める御食国(みけつくに)でもありました。
奈良時代より若狭から朝廷へと海産物を運んだ道は、「鯖街道」として
いくつかのルートが今も通っています。

古くからの大陸、都との交流によりもたらされた、
素晴らしい寺社仏閣を訪ねた記録を、少しずつこちらに
アップしていこうと思います♪

☆若狭の観光情報についてはこちらをどうぞ
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by yuu-kakei2 | 2015-09-23 15:57 | 旅・国内

龍双ヶ滝

先日、市街から車で50分のところにある、龍双ヶ滝へ行ってきました。

この滝、これまでも何回か紹介してるはずなのですが、
記事が見つからないので、もう一度書いておきます。

伝説では、龍双というお坊さんが修行をしていたとか、
滝つぼに住んでいる龍が時折天に昇るため滝を上って行くとかいう
話があるそうです。

私は、どちらも正しいのではないかと思います。
滝壺は深くなく、滝修行のしやすい足場がありますし、
神様がいらっしゃるような気がします。

(ここで受け取ったメッセージはコチラ)

今回はとても水量が多く、舗装されている水底は
流れる水でいっぱいで、降りることができませんでした。
いつも以上に迫力があり、とても美しく、清々しかったです。

時折、こういう自然の清々しい場所に触れるのも大切ですね。
時間があれば、いえ、ない時こそ、みずから出向いて行くのが
いいのかもしれませんね。

とっても清々しい神様に会うことができて、
幸せいっぱいでした。
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by yuu-kakei2 | 2015-09-14 21:06 | 旅・国内

大神神社2

さて、前回の記事は、4月に書いたものでした。
この時、私は日帰りで訪問しました。

この場所は、私の住むところから日帰りできる距離なのですが、
神社も道中も混雑しており、(吉野の桜見物の方が多数おられました)
あの後、どちらかというと「疲れた…」という印象の方が残っていました。

ですので、何となく、もう行かないだろうなぁ、と思いましたし、
何となく記事UPも後回しになっていました。

しかし。

なぜかこのたび、私、また行ってきてしまいました。
全く行ったことのなかった神社に、年に2回も行くというのは初めてです。

とにかく、大きな神社に行きたい!というのがきっかけでした。
本当は、愛知県の方に気になる神社が2社ほどあったのですが、
そちらには後日訪問する予定ができそうでした。
ということで、急きょこちらに再訪問することにしました。

また、前回は駆け足で巡ったので、今回はもう少し
気持ち的にもゆっくりしたいと、1泊することにしました。

宿は、JR奈良駅直結の「スーパーホテルLOHAS」です。
大変サービスの良いホテルでした^^

しかし、行ってはみたものの、体調が今一つ。2回目だし、
暑いのもあってか、なんだか行きたくないなぁ…
なんて思ったりしました。

でも、とんでもありませんでした。

木々の中で過ごしているうちに、すっかりとダルさが消え、
帰るころには、まるで別人のように元気いっぱいでした。

やっぱり、とても素敵な神社です。もしかすると、
心身ともにどこかしら、なにかしらが”不調”な人に
すごくいい処なんじゃないか、と思いました。

多分、私が今回こちらの神社にご縁を頂けたのは、
どこかしらに”不調”が起きていて、私を守ってくださる存在が、
三輪の神様に会ってこい、と促してくれたんではないのかなと思います。

大神神社は、いろんな意味で、とてもバランスの良い神社だなって思ってます。
つまり、階段がすごくきついとか、山の上とか、交通が至極不便とかいうこともなく、
広すぎず狭すぎず、物凄く混雑するというわけでもなく、
それでいて、その名の通り、大変大きな神様が鎮座されてる…美しい社なのです。
よくよく考えたら、素晴らしくありがたい神社なのであります。

大きな神様の力のシャワーを浴びて、
「不調」を「調和」の、ピュアな状態にリセットする。
おまけに、そう簡単には汚れ?の付かない、
神様の恵みコーティング付。
そんなような場所…かもしれないです。

帰るころの清々しい気分を考えると、
神様から恵み(癒し)をありがたく頂けたのではないのかな、と思ってます。

やっぱり、大神神社、大変素敵です。
それに、奈良という場所も、やはり魅力的ですね。
小学生のころから何かと訪れる機会があり、
いい所だなと思っていましたが、今回それを再確認しました。

是非、皆様もお時間を見つけられたら、訪問してみてください。
三輪の大いなる神様が、きらきらの陽光に恵みをのせ、
そっと降り注いで下さるのではないかと思います。
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by yuu-kakei2 | 2015-09-04 23:39 | 旅・国内