2013年 12月 28日
白い蛇
とある神社に訪問することにしました。
その神社とのご縁は、
話をさかのぼること、今年のはじめごろ。
東京のとあるサロンに訪れた時のことです。
サロンの女性は、私を守ってくれているという
白い山が視える、と言いました。
白い山とは、どうやらこの霊峰白山のことのようです。

私は、かつて禁足地だったこの聖なる山にひそかに住み、
生きるため、子供を育てるために蛇を狩猟していた女性だった、というのです。
それも、どうやら大量虐殺してた模様。
山の神様は、それをとっくに許してくれているのですが、
彼女自身が思う罪の気持ちから、
喉に白い蛇がまとわりついている、というのです。
白い蛇は、神の使いであるのだけれども、
まとわりついてると…
その方は、さらにこう言いました。
その土地の神社に行き、お酒をお供えするのがいいでしょう。
そして、感謝の念を伝えていらっしゃい、と。
…ということで、今年のはじめごろ行きました、その神社に。
その後、そんなこともすーかり忘れてたのですが。
…やっぱり、この神社に、もう一度行くべきだな。
年末だし。
巳年、これで終わるし。
お酒の名前まで指定されてるし(夢でね…)。
ということで、行ってまいりました、
白山比咩神社です。

私がこの神社で最も崇拝している場所は、ここ。
三つの岩を白山連峰に見立てた遥拝所です。

遥拝所とは、遠く離れた場所から神仏を拝む所、ということで、
ここはいわば、白山山頂の奥宮に繋がる所です。
私はここで祈る時、言いようのない安心感に包まれる気がして、
なかなか去りがたいスポットなのであります。
今回も、この小さな祠の前に立った時…
ここだ、と思いました。
お酒をお供えし、祈ります。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
この年末の、忙しい時期にぽっかり空いた休日の、
雪が来る前の、奇跡的に晴れた日の、
呼んでくださったとしかいいようのない、
このタイミングにここへ来れたことに、心から感謝しながら。
遥拝所の正面には、巨大な杉の木があります。
ものすごい、生命力。

この日も、寒い日だというのに、参拝者が絶えませんでした。
愛されている神様なのですね。
さて、白い蛇はどうなったのでしょうか?
私にはさっぱり分かりません。
でも、そういえば、今年に入ってから…喉の不調は
圧倒的に減りました。
山に住んでいたという悲しき女性は、
愛する山の神様に抱かれているのかな。
私には分からない。だけど、あの祠、あの岩は…
とっても温かかったから、きっとそうに違いない、
と思うことにする。
あと、最初にこの「過去世」らしき話を聞いた時、
どちらかというとあんまり心地よくはなかったけど、
おかげで人に聞くのは控えるようになり、
石を通して自分で見るものに焦点を置くようになりました。
これは大きな前進だったと思う。
ありがとうサロンの女性、なのであります。
そんなこんなで、休日の神社訪問を無事終えたのでした☆
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by yuu-kakei2
| 2013-12-28 12:49
| パラレル・ストーリー