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海の時間 tukijikan2.exblog.jp

パラレル・ワールドへようこそ☆


by yuu-kakei2

2015沖縄の旅5:神の島

自転車に乗って、東の端までめざして走ります。
途中、小さな売店でお水をゲット。
ここで、初めて「スッパイマン」をいただきました。
このお菓子、那覇でも見つけました。
甘酸っぱさが最高です!

さて、そのまま進み、ヤグルガーへ向かいます。
「カー」とは、井泉のこと。
水の確保が大変になりがちな離島ですが、
この久高島は井戸があちこちにあるそうです。
このヤグルガーは、フボーウタキへ行く前、
神女さんたちが身を清めたところだそうです。

このヤグルガー、台風でコンクリートの階段が壊れていました。
ここから先へ行くのは危険、ということで、写真だけおさめました。
2015沖縄の旅5:神の島_f0223565_1422823.jpg

それにしても、何て美しい海なのでしょう。夢のようだなぁ。
そう思いながら、もう少し自転車を進ませます。

ちなみにこの日、大変な快晴で、12月だというのに
強い日差しで、なんと帽子とサングラスをしました。
自転車も、少し走らせると暖かく、まるで5月ごろの陽気でした。

その後、訪れたのはフボーウタキです。
2015沖縄の旅5:神の島_f0223565_14223310.jpg

「沖縄の七御嶽」の一つだそうで、最高の霊地とされています。
奥に入ることは禁止で、いわば入り口付近で祈るのですが。

この入り口だけでも、雰囲気がガラッと変わり、
立ち入らなくても、十分に伝わってきます。

木々の葉が、光が、風の音が、大地がざわめいて...
鳥の声でさえも、神様からの合図なのですね。

身体で感じるってこういうことなのかな...と思いました。
入り口だけ、とがっかりする人もいるかもしれませんが、
神様からは、全てお見通しですから…
来れたことに、心から感謝を感じずにはいられない場所でした。

その後、自転車を進め、ロマンスロードへと入ります。
途中、自転車を停め、海側へと進むと、東屋とちょっとした広場に出ます。
物凄い風と波でしたが、とっても美しくて。
2015沖縄の旅5:神の島_f0223565_14231216.jpg

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この海岸は、サンゴ礁で出来たそそり立った岩場なのですが、
足元に大きな穴が開いているところがあって、
そこから眼下の波打ち際に向かって1メートルほど覗ける場所がありました。
そこをくぐると生まれ変われると言いますが、
眼下の激しい波と岩場を見た私は(注:私は泳げません^^;)、
はいっ、見ただけで生まれ変わりました!と宣言して終了にしました(笑)
2015沖縄の旅5:神の島_f0223565_14242452.jpg

12月だなんて思えないなぁ...という陽気の中、
蝶々や野鳥、猫などに導かれながら、
北東端のハビャーン・カベール岬まで向かいます。

ここは、アマミキヨが降り立ったところという伝説がある場所です。
そうだよね、この美しい島なら、降り立とうと思うかもしれない。

ここを境に、今度は南側の道を通り、ぐるりとUターンです。
2015沖縄の旅5:神の島_f0223565_14244238.jpg

# by yuu-kakei2 | 2016-03-21 09:26 | 旅・国内
さて、次は久高島へと渡ります。

久高島は、神様の島。
琉球開闢の神様、アマミキヨが降り立った場所、とされています。

斎場御嶽の通路に敷き詰められている砂は、
この島から運ばれたものだそう。
どれだけの労力がかかったことでしょう。

それだけ、久高島、そして斎場御嶽は、
琉球王国にとって大切で神聖な場所だったのですね。

斎場御嶽に行った時に思ったことは、琉球王国が存続し、
伝統的な祭祀が今も続いていたなら、どんなにすごかっただろうと思うと同時に、
現代だからこそ、私たち普通の人が立ち入れる場所となったことを思うと、
なんとも切ないような、でも、ありがたいような、いろんな思いが交錯します。

久高島もしかり。
普通の人、ましてや沖縄に縁もゆかりもない人間が、
そう簡単においそれと訪れることのできる場所ではなかったように思います。
だからこそ、神様の島独特の文化風習や、
地域の方々が大切にしたいものを最大限尊重したい、
そんな思いで、この島を訪れました。

斎場御嶽にほど近い安真座港から、フェリーに乗り込みます。
2015冬沖縄の旅4:久高島へ_f0223565_1623016.jpg

降り立つのは、徳仁港です。
ここの広場を左手に少し進むと、小さな小さな拝所、徳仁川拝所があります。
(写真は、こちらの方のブログで見ることができます)
一見すると、ちょうど庭などにある小さな水栓柱の様相で、
それもそのはず、ここには水があったそうです。

ここでまず、ご挨拶です。
れなさんが、水と樹のビジョンを受け取ったらしく、歓迎してくださっているとのこと。
嬉しいですね、粗相のないよう、巡らせてもらいます!

早速、お昼を食べることにしました。
「食事処とくじん」さんにて、食券を求め、
久高島定食を頂きます。お魚のフライの定食でした。

お腹いっぱい食べた後、自転車を借りて島を巡ります!
いよいよ、久高島巡礼の旅です☆
# by yuu-kakei2 | 2016-03-13 09:49 | 旅・国内
斎場御嶽は、その場・その場によって
エネルギーの質が違うそうです。

実際に、そういうものかと思いながら
歩み進んで行くと、この辺りから雰囲気違う...という所が
あったりします。

水のように流れるパワー、
風のように吹いてくるパワー...
植物の様子、岩の様子。

色々、感じてみたりしながら歩み進むと、
目に見えないものたちがどれだけ語っているかが
分かるかもしれないですね。

次の見どころ、寄満(ユインチ)も、他とは
違う雰囲気です。

私が受けたイメージは、とても霊的なパワーの強そうな感じの所でした。
厳か、という雰囲気が私には感じられました。
ここは、豊穣の満ち満ちた所、という意味なのだそうです。

そして、れなさんは、ここで私への神様からの
メッセージを受け取ってくださったそう。

とても美しく優しい言葉に、嬉しくて、感謝でいっぱいになりました。

かつて琉球王国時代に、斎場御嶽を守っていた人々が、
今は神様となって、ここをお護りしているのですね。
そして、見ず知らずの私のような観光客に対しても、
ありがたい言葉をかけてくださっているというのです。

そんな場所を、敬わないわけにはいかないですね。
聖地では、しみじみ、礼儀正しく過ごしたいものだと
改めて思いました。

さて、この寄満へたどり着く前、池を通ります。
この池は、戦時中、アメリカ軍の砲弾により
できたものだそう。

でも、ここでも、命が育まれていて...

戦いと、命と。
とても厳粛な気持ちで学べる場所となっています。

さて、進んで行くと、少し広場があり、
そこにはシキヨダユルとアマダユルの壺が置いてある場所です。
二つの壺には、聖なる水が落ちてきて、この水を
額の真ん中に塗ることで霊力を得たのだそうです。

そして、最後の大きな拝所、三庫理(サングーイ)です。
巨石が壁に向かって斜めに立っている、写真でもとても有名な場所です。
ここに立った時は、上から光のシャワーを浴びているような感じでした。
岩のトンネルをくぐったところにあるので、
光がよけい眩しく、美しかったですね。

ここからは、海の向こうに久高島を望むことができますが、
昔は壁だったのだそうです。

ここでは、とてもとても美しい蝶々が舞っていました。
冬だというのに、色鮮やかな蝶々の、ひらひらと舞う姿は、
まるで本当に、天国に来てしまったかのような...
とてつもない聖地なのだということが分かりました。

ところで、このいずれもの拝所では、
入る前に挨拶をしました。

途中、一人で旅をしている若い子を見かけましたが、
れなさんの見たところ、どうやら神様に呼ばれてきた様子とのこと。
きっと何か、ご縁があったり、すべきことなどがあるのでしょうね。

この後、帰り道の道中も、
沢山の蝶々に出会うことができました。

冬なのに...青い空と、海と、蝶々と。
木の葉が風に揺らぐ音、きらきらと輝く木漏れ日、
鳥の声、物言わぬ岩の圧倒的な存在感、そして遠くに見える美しい海...

ここに来れてよかった。
とても忙しい合間を縫って、来たかいが本当にあった。

とても美しい沖縄の神秘を満喫し、幸せいっぱいでした。

ようやく、写真を撮る気になったのは御嶽を出てから。
なにか、魔法にでもかかっていたのか、
写真を撮る気には本当にならなくって。

でも、それだからこそ、今でも目に浮かぶ美しさ。
心のシャッターは開きっぱなしだったようです(笑)

出口付近のハイビスカス。12月なのに、美しい花を咲かせていました。
2015冬沖縄の旅3:斎場御嶽からの声_f0223565_14244071.jpg

# by yuu-kakei2 | 2016-03-06 10:31 | 旅・国内
さて、今回も運よく、れなさんのガイドで訪問することに。
れなさんは、沖縄の心温まるスピリチュアルツアーガイドさんです。
久しぶりに会うれなさんに、超嬉しくなり、楽しい気分でツアースタートです♪

最初に、斎場御嶽へのチケット売り場に隣接している観光案内所で、
斎場御嶽の歴史を少し学びます。内容の分かりやすいパネル展示に
出土品の模型、それから儀式の様子を紹介するビデオが流れています。
こちらのビデオの内容は、史実に基づくかなり正確な内容となっているそうなので、
一見の価値があると思います。

いよいよ、入口です!
2015冬沖縄の旅2:斎場御嶽へ_f0223565_21205648.jpg

ここで一言、ご挨拶をします。

いろんな本やブログに紹介されているように、
聖所に入るときは、その玄関でご挨拶することが大切といいます。
人の家に入るときに、玄関でご挨拶しますよね。
こちらには見えなくても、あちらからは何もかもお見通しですから、
なおさらきちんとこなしたいところですね。

また、写真を撮りたいときは、一言その旨を
お断りするのがよいのだそう。もちろん、管理者によって
撮影禁止とされているところはそれを順守すべきですが、
まずは神様にご挨拶するよう、習慣付けると良さそうですね。

さて、最初の階段をのぼり、御門口(ウジョウグチ)へ入ります。
ここの階段には踊り場があって、そこからの風景がこちら。
2015冬沖縄の旅2:斎場御嶽へ_f0223565_21271050.jpg

そこから少しずつ坂を上っていきます。
とても急な所もあるので、足の悪い方には少ししんどいかもしれません。

つぎに、大庫理(ウフグーイ)に向かいます。
ここは、最初の拝所で、大広間という意味があるのだそう。

といいますか、ここの岩が...強烈な感じで。
2015冬沖縄の旅2:斎場御嶽へ_f0223565_2129226.jpg

実はここから先、まともに写真を撮っていません。
というのは、なんといいますか、岩、植物、そして目に見えない存在に、
圧倒された状態になったといますか...

実は前回、浜比嘉島に訪れた時にも、気が付いたら
あまり写真を撮っていない自分が居ました。その時も、
その場所の眼に見えぬ力を沢山感じとり、エネルギー過多な
状態になってしまっているといいますか、「そんな余裕がない」というのが本音です。

ここで一つ、れなさんから「なるほど」というお話を伺いました。

いわゆる聖所で、何か目の前が霞むというか、ぼんやりと
しているような錯覚を受けることがありませんか?

それは、とっても強い日差しだったり、光る木の葉だったり岩肌だったり、
あるいは神社だったらその建物だったり、仏様のお姿だったり...

とにかく、なんだか霞んで見える、見ているのによく見えない...
その状態というのは、聖なるエネルギーを感じ取っている状態なのだそうです。

斎場御嶽の圧倒的なエネルギーの中、前へと進んで行きます。
# by yuu-kakei2 | 2016-02-28 10:12 | 旅・国内

2016白山比咩神社

そろそろ、白山比咩神社にお参りしたい…

そう思ってから約2カ月。
今朝は、雪が舞っていたけれど、一瞬日が差しました。
懸念していた体調も良くなったので、今日こそ行く!と決め、
颯爽と車で向かいました。

冬の北陸は、常に何かが降っているか、曇天なのですが、
段々と日が差してきて...
期待していなかったのだけれど、お天気に恵まれ、
遠くには白山が!
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着きました、白山比咩神社!何度来ても、清々しい...
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まずは、荒御前神社へお参りし、
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拝殿へ。狛犬さんたちも雪をかぶっています。
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私がこの神社で最も好きな場所は、白山奥宮遥拝所。
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とても温かく、力強い言葉やエネルギーを頂き...
とっても久しぶりの神社参拝に、ものすごく幸せな気持ちになりました^^

帰りも、美しい白山を拝めて、とっても幸せ☆
美しい白山、今日はお参りさせていただき、ありがとうございました!
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# by yuu-kakei2 | 2016-02-25 20:35 | 旅・国内